菜園ライフクリエーター
自給菜園豊作倶楽部
こんにちは ECOARS の森下です。
当ホームページへ来ていただきありがとうございます。
この場をかりて、一言ご挨拶いたします。
早いもので、この会社を創業して25年の歳月が流
れました。
この間お客様や取引先をはじめ、公私共に支えていただいた多くの方々に深く感謝しております。
これからの人生の後半は大好きな菜園ライフで、少しでも人の役に立てるよう譲善に心がけていきたいと思っています。
さて創業当初から大きな志を掲げてやってきたわけですが、なかなかその道も険しく、厳しいものがあります。そこで常日頃から心がけていること、理念とする一旦をここで触れさせていただきます。
三方善の創造
菜園生活の創造
伝統文化の創造
ここで簡単にこのことについてふれてみたいと思います。
一、三方善の創造とは
「三方善の経営」これは古くから先人が言っていたことなので、すでにみなさんもご承知のことと思います。創業していらい、心の大黒柱として今も精神的に息づいています。
浅学な自分はこれを語る資格はないので、師の言葉を借り手言うならば、三方善とは、自分と相手、第三者の三方がそれぞれ善(良)くなるような関係を持続発展さすことをいいます。商いならお客様と手前ども、そして仕入れ取引先の三方が利益を得られるような継続持続的な関係を確立していくことといえます。しかし言うが易し、行いは難しで、25年経った今も、まだまだ学びの毎日です。最近の経済の悪化でいつしか事業をたたまざるを得ない仲間が多くなってきましたことは非常に残念です。
さてここでいう善とは、@人間の命そのもの A命に役立つ物質、情報、意味、価値、文化 Bさらにそういう善をつくりだす活動をいいます。
私が産み出す商品や取り扱い製品は、人の役に立っているだろうかと、自問自答しながらやってきました。正に鈍牛のごとくの歩みで、他からみれば何を古臭いことをと思うやも知れません。しかし相手の幸せを願って、自分の場で精一杯生きる善の創造こそが古今変わらずの不変の法則のようです。
二、菜園生活の創造
ささやかな菜園ながら、そこは楽しさの宝庫です。
大地自然から得られる多くの恵みに感謝し、菜園生活を楽しいものにしてくれます。
この大自然の恵みを受善といってすべての生物が生まれた時から授かっています。そして育善、譲善としての菜園生活を創造していくことになります。
菜園生活はただ単に収穫物に一喜一憂するだけでなく、心の充足をも満たすことに意義があります。「心の充足」や「足るを知る」は実際の菜園生活でぜひ感じとっていただきたいことと思っています。「物に囚われることなく心をつくる」この気づきを菜園生活で創っていきたいと思います。
三、伝統文化の創造
日頃の生活の中で、古くから伝わる善い習慣があります。
たとえば冬囲いでの縄の結び方や家庭でのニワトリの飼育等があります。
子供の頃、祖父母より縄の結び方を教わり、それが今でも役にたっています。覚えているもので、冬囲い等にとっても便利に使っています。
このように次の世代にもぜひ受け継いでもらいたい伝統文化は身近にたくさんあります。私の尊敬する作家の中野孝次は、「日本の美徳」という書物で、伝統文化を継承するために多大な努力していました。その活動は地味なものですが、大変価値があることです。
また先のテレビ放映でありましたが、その土地に伝わる口伝の神楽(音楽)を守り後世に残しておきたいという村の老人の思いが、音楽大学の学生がボランティアで立ち上がり、神楽を音符にして残したのです。さらに神楽と現代楽器のバイオリン等でコラボレーション演奏までしてしまった。さらに感動したのがその村に住む小さな子供から大人まで参加してこの取り組みを発展・創造していったことです。このように世の中にはいい話がたくさんあります古くから伝わる善い伝統を若者達が新しい取り組みで産まれ変える、まさしく伝統文化の創造です。地域の伝統文化に目を向けていきたいと思います。
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